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Black Magic

 伊藤薫は高校生で、いじめられっ子だった。もともと地味で、頭も良くなく、友達といえば幼馴染で一緒のクラスの、岡崎裕子だけ。そんな薫が、天野将(あまのまさる)とその一味から目をつけられた日からの学校生活は地獄以外の何物でもなかった。
 面倒見の良い裕子と、学年一の秀才で何かと薫を手助けしてくれる杉崎司(すぎさきつかさ)に支えられて過ごす日々の中で、鬱憤を溜めていくだけの生活に飽き飽きしていた薫は、帰り道の途中道端に落ちていた黒魔術の本を手にする。
 胡散臭いと思いながらも、気晴らしにと本に書いてある黒魔術の一つを試す薫。それは、紙に記した人物を一人残らず地獄に落とす魔法だった。薫は天野とその仲間の名前を紙に書き、儀式を行った。
 まるで信じていなかった薫だが、次の日学校に行くと、昨日紙の一番上に書いた、天野の仲間の一人が欠席していた。
 嫌な予感に駆られた薫が帰宅してすぐに昨日拾った本を確認すると、先日は見過ごしていたある一文が目に入った。
 そこには、術者の願いを叶える代わりに、大切なものを一つ奪うと書かれていた。

残酷な描写あり って何だっけ 正統派ヤンデレ 幼馴染

小説情報 短編 怖い:7 ID:412609おもち

屋上の幽霊

 高校最後の夏。俺――樫原頼斗は学校の七不思議を検証することになった。友人の田原雄大、相楽晃、そして雄大の兄の将大さんと真夜中の学校に忍び込んだ。
 軽い気持ちで行ったそれを、俺はすぐに後悔することになった。

「助けてくれ……っ」

 思わず口をついて出た言葉は生きた人間ではなく、この世のものではないものに届いた。

「私を助けて。苦しい。体が痛い殴られた痛い痛い痛い蹴られた痛い痛い痛い痛い骨が折れた痛い痛い痛い痛い息ができない痛い痛い痛い痛い火であぶられた痛い熱い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」

 だから、とソレは言う。

「お前の体を私に僕に俺にちょうだい」

 俺に中に湧き上がったのは、吐きそうなほどの恐怖だった。

R15 残酷な描写あり 学校 七不思議

小説情報 連載(全2部) 怖い:4 ID:437621木場アサト

視(み)えるんです(゜_゜)倶楽部

――――――――――――

視(み)えるんです(゜_゜)倶楽部

霊感ある人も、
ない人も、
スピリチュアルなことに、
興味あるなら参加して下さいませ♪

――――――――――――

私は、興味本意で覗いたゲームサイトのサークルの1つに
メンバー登録してみた。

怖がりのクセに、
霊感もないけど、
霊っているのかな?

視(み)えないんだけど、
視(み)えるんなら、
どうなんだろう〜ってね……。

だって、死んじゃったら、
何もないなんて、
いう人がいるんだけど、
本当にそうなのかな?

つまんないじゃない?

あの世がないなら、
この世で、
どんなに他人に迷惑かけたり、
極悪非道のやり放題!!

だから、
あの世があった方がいい!

浅倉ミナミは、
私のハンネ(ハンドルネーム)
本名は、佐々木美波♪

メンバー皆、個性的なんだけど、
すぐに仲良くなっちゃった♪

だって、
なかなかリア友に、
心霊番組談義なんか、
出来ないもの!!

皆怖がりや、
霊とかの否定的な娘ばっか……。

だから、仲間が出来て嬉しかった!!

嬉しかった……のに……。

サークル 霊感 霊能者 お祓い 神社 山伏 僧侶 259

小説情報 連載(全9部) 怖い:1 ID:454742ぴろ

古い館

来てはいけなかったんだ。ここに来てはいけなかったんだ。
「何デ逃ゲチャウノ。」



友だちと一緒に来たのはある館。

心霊現象とかは信じていない。

だけど

私の家での不思議なこと。

警察が捕まえられない、通り魔。

全ては館に行った日から始まった。

私は早めに思い出しておくべきだったのかもしれない。意味を分かっておくべきだったのかもしれない。

「好奇心は人を殺すよ?」

おばあちゃんのその言葉の

*****

初めてのホラーになります。
あまり怖くないかもしれません。

R15 古い館 通り魔

小説情報 短編 怖い:10 ID:394491土嶺菊

言い辛いんだけどさ……

 いやぁ、今日も暑いね。最高気温三十五度だっていうんだから、参っちゃうね。暑すぎて溶けちゃいそうだよ、アイスみたいに。
 そんなわけでさ、どうしてもよく冷えたビールが飲みたくなって、昨日の夜、一人で飲んでたわけよ。駅前の居酒屋で。え? ビアホール? いやいや、さすがの俺も一人でそんなところ行けないさ。普通の居酒屋。
 それでさ、テッペン回った頃かな、いい加減帰ろうと思って店を出たわけ。そうしたらさ、反対側の道に、知ってる顔がとことこ歩いてんだよ。スーツ姿の男。
 中学校のときの友達だったんだけどさ、そいつ。暗い夜道をてくてく歩いてんの。多分残業だと思うんだけど。
 で、言い辛いんだけどさ、見ちゃったんだよ俺。そいつの後ろに、くっついてんの。

 え、何がくっついていたって?

 ふふふ、何だと思う?

死神

小説情報 短編 怖い:7 ID:467615海野もずく

わたしの葉月ちゃん

 葉月ちゃんはとても可愛い。サラサラの長い黒髪。眉の位置で切り揃えられた前髪の下には、長い睫毛に縁取られた大きな栗色の瞳。すっと通った鼻に、薔薇の蕾のようなピンク色の唇。ほっそりした体に、すらりと長い手足は白磁のように白く透き通って見える。
 わたしは葉月ちゃんの幼馴染で、いつも一緒にいた。お花畑で花冠を作ったり、おままごとをしたり、一緒にお祭りにも行ったよね。わたしは葉月ちゃんが大好きだった。
 そして、いつか、その好きって気持ちが特別な感情なんだっていうことに気が付いた。わたしは女の子だけど、葉月ちゃんに恋をしたんだ――。

 ねえ、葉月ちゃん。
 ずっと一緒にいよう。ずっと、ずっと。ずっとだよ。
 わたしはずっと、葉月ちゃんの傍にいるから。
 ずっと、葉月ちゃんを見ているから。

 だから。

 ねえ。
 そんなに嫌そうな顔をしないで。
 こっちにおいでよ、葉月ちゃん――。

R15 残酷な描写あり 青春

小説情報 短編 怖い:11 ID:452482フミヅキ

ドッペルゲンガーを見ると死ぬ理由

 会社からの帰り道を変えたのは、ほんの気まぐれからだった。
 今日の昼食でダイエットが話題になった。そう言えば最近腹が出て来たなと思い、一つ手前の駅から歩いてみる気になった。
 一度も降りたことのない、急行の停まらない小さな駅だったが、スマートフォンがあるから道に迷うことはないだろうと高をくくっていた
「まいったな」
 三十分後、私は見事に道に迷っていた。地図アプリを読み違えていたのだ。
 運の悪いことに、スマートフォンの電池も切れてしまった。
 誰かに道を聞こうと思ったが、人影がない。わざわざ民家のチャイムを押すのは気が引けた。
 私が道端で悩んでいるうちに、夕日が沈もうとしていた。
 そこへ、人がやって来た。
 声をかけようとして、私は固まってしまった。
 その人物は私に気がつくことなく、どこかへ歩いて行く。
 よく知った顔だった。
 何しろ、毎朝鏡の前で目にしている顔なのだから。

 自分と同じ顔をした人間に会うと死ぬ、そんな都市伝説を思い出した。

R15

小説情報 短編 怖い:12 ID:488233山田ヒゲ

虚飾の罪科

 平素よりネット小説サイト「小説家こたろう」をご利用いただき誠に有難うございます。
 さてこのたび恒例のホラー企画「真夏の怪談2014~瞑篭怪境(めいろうかいけい)~」を開催するにあたりまして読者様に対し追加の提案をいたしたく、特別に厳選された方にだけこのメールをお送りしております。
 私どもが新たに提案させていただく要件は、簡単な5つのルールを守って今回の企画に参加していただくというものです。以下に5つのルールを記載いたしますので、読者様におかれましては是非ふるって御参加をお願いいたします。

ルール1
 投稿された小説はできれば0時から3時の間に読むこと
ルール2
 小説を読む際は必ず部屋の明かりを落とすこと
ルール3
 小説を読む際は絶対に一人で読むこと
ルール4
 小説を読み終わるまで決して振り返らないこと
ルール5
 小説を読み終わるまで例え腸(はらわた)を抉られようとも声を発さないこと

 このメールをご覧になられたにも拘わらずルールを守れなかったヲ繧ィな読者様に朧、ルー縺ッ破っ繝�罰とし羅ぅ繧ソ縺ヰ絶望の溘j縲にォ恐怖縺死が√ユ繧ケ繝□こと蝣嬲ょう。
 皆様の安寧と益々のご健勝をお祈りしております。

               
    小説家こたろう事務局 

小説家小太郎 あな知ら

小説情報 短編 怖い:102 ID:412344btブルーム

お前のせいだ

寓話という比較的短いお話し。それは教訓とか風刺を含むたとえ話を言うらしい。主として擬人化した動物や昆虫が出てくる話でもあると言う。
俺がよく想い出す寓話。あれにはどんな教訓が暗示されているのか。
人の口に戸を立てる事はできませんよ。と、言っているのか。一人に知られた秘密は万人に知られたのと同じですよ。と、忠告しているのか。それとも、人の抑圧された重たい思念は、いずれ必ず独り歩きを始めるものですよ。と、説いているのだろうか。

ストレスは胃壁に穴を開ける。それがどうやって起きるのかは解明されていないが、目に見えない人の感情というものが、何かに影響を及ぼす典型的な事実として知られている。

世の中には澱んだ場所がある。大勢の人の念が染み込んだ土地。


短編「お前のせいだ」

小説情報 連載(全2部) 怖い:7 ID:308286シグマ君

みられてる

誰もいないはずなのに視線を感じる。そんなことを経験したことがある人は、きっと多いだろう。
もしかするとそれは誰もいないのではなく、本当は誰かがそこにいて、あなたのことをじっと見つめているということなのかもしれない。
そいつは何処にでもいて、何処にもいない存在。気まぐれに現れてはあなたを見つめ、知らない間に消えていく。
普段はじっと静かにあなたを見つめているそいつだが、もしもあなたがその存在に気付いてしまった時、あなたは一体どうなるのだろうか……。

R15 残酷な描写あり 怪談 都市伝説 シリアス ダーク 女主人公 現代 バッドエンド

小説情報 短編 怖い:31 ID:265614蒼峰峻哉

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