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ツレテッチャウヨ?

ひたひたひたひたひたひた…

僕の後ろにも、そいつはいた。

なんの取り柄もないいたって普遍的な僕の後ろにも、だ。

耳をすまそう。

あいつの足音が聞こえるかもしれない。

あいつの息づかいが聞こえるかもしれない。

毎日疲れている君。日々の変化がほしくなる君。一生懸命な君。努力したい君。出世したい君。リーダーになりたい君。静かにじっとしていたい君。めんどくさいことに関わりたくない君。よい意味にも悪い意味にも目立ちたくない君。

「ツレテッチャウヨ?」

ほら、あいつがそこまで来ているんじゃない?

怖い 足音

小説情報 短編 怖い:27 ID:398054冒険したい焼きもろこし

僕と俺と私の日記

医者の日記がありました。
お笑い芸人の日記がありました。
先生の日記がありました。
囚人の日記がありました。
小説家の日記がありました。

さて、結局誰の日記なのでしょう。
人の日記を覗き見るのはあまり良いことではありませんが。
それでは皆様、開いてみましょう。たったひとつのこの日記を――――。

※夢枕に怯えるタイプの恐怖感ではありませんが、じっとりとした読了後の不快感を目指しています。
※去年は「実際にやってみた」とかいうの投稿してました。今年は普通です

日記 サイコ

小説情報 連載(全6部) 怖い:25 ID:78570玄野志向

伽藍堂

 何の変哲もない田舎とも言い切れず都会とも言い切れない、いつもと変わらないハズの帰り道に唐突に現れた薄気味悪い店に何故か私は無性に心が惹かれた。好奇心のままに店に入ると、薄気味悪い外観とは裏腹に優しい狐顔のたった1人の店員が私を待っている。
 彼と過ごす穏やかな時間は当たり前のように過ぎ、気づいた頃には帰り道の寄り道コースになっていた。そんな、ある日私は大きな間違いを犯し彼に救いを求めることになる。それが、大きな間違いだとも気づかずに――

喫茶店 人の弱さ 実際にあったら嫌な話

小説情報 短編 怖い:9 ID:252466透華

8月31日

 もう夏休みも終わりに近づいていたが、課題が終わっていない少年は強く願う。「夏休みが延びたらいいのに」と。
 そんな少年に降りかかったのは幸せな出来事。少年が望んだそのままのことが起こったのだ。
 長引いた夏休み、来ない九月。まだまだ終わりそうにない夏休みを満喫してやろう、と彼は意気込む。
 しかし少年が楽しもうと思った矢先、彼を取り巻く世界は変わりだす。
 少年はこの長い長い夏休みを、変わりだした世界でどのように過ごすのか……

夏休み 現代

小説情報 短編 怖い:7 ID:439532炉子

視線

 恐怖心が女の呪いから逃れるたった一つの術なのか?
 就職の内定が出て最後の学生生活を満喫している栗原隆一。ある日、駅のホームで見かけた真っ赤なワンピースを着た顔を覆う程の長い黒髪の女を見かけた。会ったことがない筈のその女は隆一に不気味に視線を送り続けていた。それ以来、女は不定期に隆一の目の前に現れる。女が現れる頻度が多くなると共に、最初は表情すら読み取れない程の距離に立っていたその女は段々と隆一との距離を縮めてきたのだった。命の危険を感じた隆一は友人の紹介で、ある住職と出会う。住職は隆一を救う事が出来るのか?そして、女の正体、女の呪いとは?

小説情報 連載(全2部) 怖い:34 ID:380265ますざわ

罪の意識

『この世』に生きている生き物には、必ず何かの罪を背負っている。
それには、前世も含まれている。
本人が気づかなくても『この世』に住むことのできなくなった生き物はそれらすべてを知っている。

あなたたちは、これまでに犯した罪をどれだけ知っていますか?

もしかしたら、その罪に気付かないうちに向こうに引っ張られていくかもしれないね。

引っ張られるという事は、『この世』にいられなくなり『あの世』にも行けなくなる。

自分の罪の対象となる『もの』に引っ張られれば、その罪が消えるまで戻ってくることはできない…、もっとも戻ってきた人間は未だにいないのだが…。

引っ張られないためにも…もし、引っ張られて早く戻ってきたいというのなら自分の罪に早く気づくことが一番の近道になる。

あなたは、それを探すことができますか?

R15 神隠し

小説情報 連載(全2部) 怖い:0 ID:419822鈴羅

君の見る現実は私の見る夢物語

これは夢だ、そう思えるほど、この世界は現実とかけ離れている。
辺りは真っ暗で、足元に何があるかもわからない。
途方に暮れていると、たった一つの、ぼんやりとした光が見えている。
夢だというのに、足はすっかり疲れきっている。あの光は希望の光だと信じ、足を進める。そこは店のようだ。
看板にある店名を見てみる

【悪夢レストラン】

その看板にはそう書いてあった。
不気味だった。まさに、この夢を示しているように。
どうしようか、そんなことを考えるのももどかしく中に入った。
中に客はおろか、店員すらいなかった。あるのは、たった一つの机と、椅子。それだけだった。
「いかがなさいましたか」
その声の主の方を見ると、いつの間にいたのか、羊の面をかぶった、体格は女性といった感じの何かだった。
声はボイスチェンジャーを使っているのか、無機質な機械音声だった。
「メニューでございます」と言われ渡されたのは、たった一文書かれた紙だった。
紙に書かれていたのは『あなたには、不思議なメリーさんの話をお話いたしましょう』と、書いてあった。

残酷な描写あり メリーさん 悪夢

小説情報 短編 怖い:11 ID:440771多田野陸奥

夏刻城殺人事件

真夏の惨劇。
舞台は人里離れた城。
ホテル、夏刻城での楽しいバカンスを味わうため集い来た一同の中に、奴は居た。
次々と減って行く人間。犯人は一体誰なんだ!?
スリリングアクションサスペンスミステリーオカルトチックホラーテイストアドベンチャー風味ストーリー開幕!
生き残れ!逃げろ!生死は今この瞬間にかかっている!!
夏を彩る究極の恐怖が誕生!!

「吹いて来たね」
「恐らく殺人事件です」
「台風で、土砂崩れ」
「また」

夏はホラー!最新の恐怖をお届けします!

残酷な描写あり

小説情報 短編 怖い:1 ID:350159にわとり・イエーガー

左利きの君

家事は僕の仕事。君は大好きな仕事をして、お金を稼いでくるのが仕事。
僕は、君が笑顔で元気に仕事に出かけるのをサポート。
『男として情けない』?
『夫ではなくヒモ』?
なんて言われたって気にしない。
だって僕は、楽しそうに働く君に惚れてしまったんだから。
だから、僕は君の帰りを待ってる。
顔を合わせる時間がなくても、残された一枚のメモに君を想う。
君にベタ惚れの僕と、僕に愛される、左利きの君。

僕は、君を待っている。

残酷な描写あり 夫婦 主夫 左利き

小説情報 短編 怖い:42 ID:219194雨月

あなたと永久に


 『ーー私は最愛の男を飼っている』

 沙織がベランダに近づくと彼が一心不乱に食事をしていた。
 ぐちゃ、ぐちゃと音を立てて貪る姿がとても愛しい。そう思いながら沙織は双眸を細めて彼を見つめた。

 ベランダは血の海に染まり、既に死んでいる彼が、いくら食べようと、消化など出来るはずもなく、喰われた肉は噛み砕かれて、粗いミンチとなって口から溢れていた。

特別な日のために買っておいたワインを開けて、沙織は彼の食事の様子を楽しんだ。

R15 残酷な描写あり カニバリズム ゾンビ 恋愛 不倫

小説情報 連載(全3部) 怖い:33 ID:157041さこっち

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