参加作品一覧


参加作品数:149作品/参加者数:149人
ブックマーク登録数:0/50
読了登録数:0/50

▼簡易検索

絞り込み作品数:41作品

 
[-1-] 2 3 4 5
> >>
ページ番号を指定する:

日常の異變 ~故的非日常茶飯事~

【日常の異變 ~故的非日常茶飯事~】

 僕には霊感はありません。
 お化けなんてモノも見たことナッシング!

 ……だけど、信じてないわけではないんです……
 だって……
 變な体験なら何度もした事があるから(笑)
 なので、実際の実体験を書いてみようかなぁ~
 なんて思っています。 

 これは信じて欲しくて書くわけじゃありません。
 見た方も「うっそだ~」程度で大丈夫!
 だって……僕自身も信じれない事だらけ(笑)

 どうしてそんな体験をするのか?
 どうしてそんな事がおきるのか?
 そんなのまったくわかりません!!
 ただ、分かることは……

 變な事は日常にあふれているんです。 

怪談 オカルト 奇妙 不思議 恐い 心霊 現代 日記 実話 ノンフィクション

小説情報 連載(全21部) 怖い:41 ID:376360ゅぇ

冷やし中夏

 私の手許に、一冊のノートがある。
 短く、大仰しさも無い怪奇譚ばかりが何篇も綴られたノートだ。
 普段は顧みられることもなく書架で眠っているが、時折取り出してはページを繰っている。
 今回披露するのは、このノートからの蔵出しである。
 どの話にも共通しているのは、日常の物陰から不意に転がり出て、さっと通りすぎてしまうような怪異が、何の衒いもなく横たわっている点。
 時に不条理で、時に理不尽さすら覚える話
を選んでみた。
 因果が明瞭でなく、尻切れトンボのようにも思える話も混じっているが、その腹に落ちない曖昧さもまた怪談の醍醐味のひとつであると考えている。
 しばしお付き合い頂ければ欣幸の至りである。


 ――あれ、そういえばこのノート、いつ買ったんだっけ?
 俺の筆跡、こんなんじゃないし……。

短編

小説情報 連載(全7部) 怖い:0 ID:481592暮木椎哉

邯鄲少女

ある夏の日のこと
俺、坂城 十矢は図書館にて時間を潰していました
クーラーの中に感じる、生暖かい違和感に気付かずに

そんな俺の前に一人の少女が現れます
遠野 弥宵と名乗る、可愛らしい彼女は、見ず知らずの俺に相談を持ちかけました

渋々承諾した十矢に彼女が語り始めたのは、
少し不思議で
少し不気味で
少し不格好で
少し不条理な、夢物語

彼女の夢は知らず知らずの内に、セカイを侵食していくのです
これは、俺の夢ですか? これは、君の夢ですか?



……、これは、誰の夢ですか?



不気味な夢物語の詰め合わせ、短編集です
じっとりとしたホラー、目指します

R15 残酷な描写あり 夢 怖い話

小説情報 連載(全7部) 怖い:0 ID:320182秋穂 日和

黒雨夜話

 新しい時代の幕が開いてから既に十年という時間が経った。妖怪変化魑魅魍魎の住み難い時代となって、時が経ち過ぎた。
 江戸の昔から生きているような古参の者からすれば、大正の今と云うのは世知辛いものだろう。人間も、妖怪にとっても、等しい地獄かも知れぬ。
 そんな地獄の、或る夜の事だ。

 ―――暗黒の森を貫く豪雨。捨てられて幾年の山小屋。煌々と照る洋灯。遠雷。
 黒衣の僧侶、濡れ鼠の書生、傴僂(せむし)男、一人の闖入者、私。
 登場人物は全て揃っていた。完璧な状況、整った舞台、その只中に私も存在していた。
 その時私は主人公でなく、登場人物の一人であり、舞台の一つであり、夜を成す歯車の一つであった。
 十の歯車は重苦しく軋み、妖どもを集めていた。否、集め終わっていた。
 そして始まった。私が生涯忘れ得ぬ雨夜の顛末、鏑矢は彼の一声から。

 「一興、怪談会と洒落込もうかエ。」

残酷な描写あり 明治/大正

小説情報 連載(全7部) 怖い:3 ID:214020ずほ子

逢魔荘

 カン……カン……。
 足音はゆっくりと、だが着実に階段を上って来る。
 じわり、じわりと、“それ”は忍び寄って来る。
 カン……カン……。



「私も、今年からK大学の文学部なんです。こんな偶然って、あるんですね」
 そう言うと、隣に住む黒髪の美少女は少し照れ臭そうに微笑った。

 受験戦争を終え、無事大学に進学した俺は、今日からこの町で一人暮らしを始める。
  国道から車で五分とかからない場所に建てられたアパート。道路と山と畑しかないこの長閑な風景が変貌しようなどと、誰が思えただろうか。



 カン……カン……パタ……。
 足音が響かなくなる。階段を上り切り、コンクリートの通路まで上がって来たのだ。
 心臓が、早鐘のように鳴る。



「お兄ちゃん、靴箱の中に変な砂みたいな物があったんだけど」
 始まりは、些細な事だった。俺にとってそれは、引越しの片付けの一環でしかなかった。
 白い紙の上に盛られた、黒い砂のようなモノ。
「何だこれ……。外に捨てて来る」



 コツ……と玄関の扉に何かが当たる音がした。



「地元民の間じゃ有名なんだけどさ……あのアパートは、憑かれてるんだよ。
 噂を知ってる人達には、こう呼ばれている……」



≪逢魔荘≫



 ――「奴」はもう、中にいる。

怪談 シリアス オカルト 現代(モダン) 大学生

小説情報 連載(全7部) 怖い:5 ID:48739上井椎

Nostalgic Phantom 



忘れ物はありませんか?

忘れてしまったことはありませんか?

夏休みのプール教室。

朝早くから出掛けた虫取り。

きつかったけど、楽しかった部活の朝練。

最後まで残した宿題。

年を重ねるごとに捨てて忘れてしまったこと。

照りつける太陽。

駄菓子屋で飲んだラムネの味。

縁日のトウキビの味や雰囲気。

そして、ワクワクしたあの感覚。

それらを捨てて忘れてしまった子どもの残骸がオトナなのかもしれない。




忘れ物はありませんか?

忘れてしまったことはありませんか?



これは、私と私の友人があの日、夏休み最後の日に体験した物語。

忘れてしまっていた事とこれからは忘れないこと。




・・・・・・忘れ物はありませんか?


R15 青春 怪談 夏休み 殺人 少年 少女 ハッピーエンド?

小説情報 連載(全4部) 怖い:1 ID:308895十叶 夕海

幻影歩行(げんえいほこう)


 ―― ねぇ、本当に怖いことってなんだと思う? ――

  ―― 怖い? ――

 ―― そう、恐怖 ――

  ―― さぁ、お化けとか? あ、生きてる人間がとかか? ――

 ―― 惜しいね、けれど違うよ ――

  ―― じゃあなんだよ? ――

 ―― 自分だよ ――

  ―― え? ――

 ―― 本当に怖いのはね、どんな時でも居る、自分自身 ――

 ―― 離れることも縁を切ることもできない、自分 ――

 ―― 何をするかも解らない、自身が一番怖いんだよ ――

  ―― それのどこが怖いんだ? ――

  ―― 自分って、そりゃ一部の奴だけだろ? ――

 ―― もし、もしもだよ? ――

 ―― ある日突然いつもみたいに目覚めて ――

 ―― アナタがアナタじゃないのに、アナタだったらどうする? ――

バッドエンド 学校/学園 高校生

小説情報 連載(全8部) 怖い:20 ID:280646針山

赤目のビー玉

 高校最後の夏休み、岡村美咲は友人に誘われ゛肝試し゛に参加した。

 肝試しの内容は、この地域に伝わる゛赤目のビー玉゛という怪談の調査だった。

 美咲を含めた7人で、行ったこの肝試しと称した調査は、なんの成果もなく終わりへと近づいていた。

 終了時刻と決めた深夜0時、解散しようとしていたその時だった。

 コロン、と美咲達の足元に゛赤いビー玉゛が転がっていた。


 ……そして、ビー玉を手にした瞬間から恐怖の幕は上がった。





 期限は6日間。それまでにビー玉を返せ。さもなくば、全員死をもって償え。



 ――逃げる事は許されない。――



R15 残酷な描写あり 少し恋愛要素あり?

小説情報 連載(全12部) 怖い:6 ID:354338華一愛

「それならせめて、夢の中だけは…」

怨念の対象として、性犯罪を持ちこみました。
嫌いな方、苦手な方は、読まない方向でお願いします。
但し、その描写は基本的にカットしてありますので
そう言う期待をしない方向でも御了承下さい。

*「それならせめて、夢の中だけは…」*

誰もが危険を感じない、何処にでもありそうな駐車場で
重い罪も、「軽い罪としてしか裁かれない特別な者達」が
「弱い者達を狩る」と言う犯罪を繰返し

狩られた者達は、「堕ちた生き霊」を残した。

人ではない誰かの愛しい者も獲物にされた・・・
だから、せめて夢の中だけは…と、悪夢を届けた。

でも、罪を理解しない者達は、更なる罪を犯し
軽い罪として事なきを得る・・・

その後、「獲物にされた事実」が、愛しい者を襲った。

『もう、手加減はしない!さあ、今度は御前等が狩られる番だ!』
・・・心を傷付ける様な罪を犯した、全ての者達に罰を・・・

復讐の抜き身の刃が風に乗せて放たれる
『みぃ~つけたぁ~』
かさりと梢を揺らし、囁く様な誰かの声が
標的になる者の近くで人知れず響き始めた。

R15 残酷な描写あり

小説情報 連載(全20部) 怖い:0 ID:350599上木 MOKA

好奇心は猫をも殺す

 
 都市伝説。
 
 それは噂の集合体であり、フィクションの親戚である物。
 それを祭り上げる物もいれば、真偽を確かめようと蛮勇を奮うものもいる。
 ただそれの大体は徒労と終わり、虚しさだけが残る。
 
 鏡。
 
 それはこの世とあの世を繋ぐ橋。
 哀しき者達がこの世に現れる媒体。
 あの世からの抜け道。
 人が自らの姿を確認する場所。
 ……気をつけることだ。
 深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだから。

 好奇心。

 それはもっとも素晴らしい物であり、もっとも唾棄すべき物。
 好奇心があるからこそ見つけるものもある。
 が、
 好奇心があったからこそ、目が当てられない結果を生むこともある。
 良くも悪くも、多大なる影響をこの好奇心は持っているのだ。
 覚えておいて欲しい。

 好奇心は猫をも殺す。

 これは、純然たる事実なのである、ということを。

R15

小説情報 連載(全6部) 怖い:18 ID:379962白い秋

 
[-1-] 2 3 4 5
> >>
ページ番号を指定する: