提出作品(ランダム)
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一度入ると出られないと言われている古い洋館。
軽い気持ちでそこを探索しようとしたオカルト研究サークルのメンバーは、洋館があると言われる森へ入る事に。
しかし、暫く歩いても館は見つからず、噂は所詮噂でしか無かったと戻ろうとした時、偶然にも例の館を見つけてしまった。
中に入ると、噂通り閉じ込められてしまうメンバー。
どうしようと考える間もなく、『何か』が侵入者であるメンバーに襲い掛かる。R15 残酷な描写あり スプラッタ パニック 一人称
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【幽霊なんていませんよ……ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから】
……という風に考える私ですが、そんな私でも怖い体験はしたことがあります。
といっても若輩者、そういった経験は数回しかありません。
このお話は、そんな体験をもとに創りました。
ホラー物は初めて書きますが、めいいっぱい怖くなるように脚色しましたので、どうぞ涼しくなっていってください。
あぁ、でももし本当に怖くなってしまって、夜眠れなくなってしまったら。
安心してください。
この世に幽霊なんて、いませんよ。
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…誰にでもある事、何処にでもある物。
そんな日常に、言い様の無い何かは存在していて。
第六感としてそれを察知する能力が、人間に残されているのだと知る。
きっと誰しもが…感じることが出来るだろう。
それに気付いた時、恐怖とは何かを知った。
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俺の高校には、ちっぽけな祠がある。
夏休みが始まって数日。
俺達は、うっかり祠の鏡を割ってしまう。
そこから、全てが狂いだした。
部活動のざわめきと、蝉の声が遠くに聞こえる中庭で、俺は例の祠の前に立っていた。
九月に行われる文化祭の、下準備をするためだ。
俺達のクラスは、この高校の七不思議をめぐる、スタンプラリーを出しものにする事が決まっている。
この祠は、そのスタート地点である。
文化祭の成功は、もうひとりの実行委員若葉と、我らがクラスのアイドル、委員長にかかっているだろう。
幼馴染でもある若菜とは、なんだかんだで、幼稚園からの腐れ縁だ。
皆が祠の前に集合した時、それは起こった。
突然、空の無い奇妙な空間に入り込ん でしまった俺達六人。
不気味な黒い影に取り込まれ、ひとり、またひとりと消えていくクラスメイト。
祠に伝わる『七つ歌』の謎を解き、元の世界に戻る事が出来るのか?
全七話構成
なろう公式企画「夏のホラー2014」参加作品
七不思議 学校の怪談