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Nostalgic Phantom 



忘れ物はありませんか?

忘れてしまったことはありませんか?

夏休みのプール教室。

朝早くから出掛けた虫取り。

きつかったけど、楽しかった部活の朝練。

最後まで残した宿題。

年を重ねるごとに捨てて忘れてしまったこと。

照りつける太陽。

駄菓子屋で飲んだラムネの味。

縁日のトウキビの味や雰囲気。

そして、ワクワクしたあの感覚。

それらを捨てて忘れてしまった子どもの残骸がオトナなのかもしれない。




忘れ物はありませんか?

忘れてしまったことはありませんか?



これは、私と私の友人があの日、夏休み最後の日に体験した物語。

忘れてしまっていた事とこれからは忘れないこと。




・・・・・・忘れ物はありませんか?


R15 青春 怪談 夏休み 殺人 少年 少女 ハッピーエンド?

小説情報 連載(全4部) 怖い:1 ID:308895十叶 夕海

幻影歩行(げんえいほこう)


 ―― ねぇ、本当に怖いことってなんだと思う? ――

  ―― 怖い? ――

 ―― そう、恐怖 ――

  ―― さぁ、お化けとか? あ、生きてる人間がとかか? ――

 ―― 惜しいね、けれど違うよ ――

  ―― じゃあなんだよ? ――

 ―― 自分だよ ――

  ―― え? ――

 ―― 本当に怖いのはね、どんな時でも居る、自分自身 ――

 ―― 離れることも縁を切ることもできない、自分 ――

 ―― 何をするかも解らない、自身が一番怖いんだよ ――

  ―― それのどこが怖いんだ? ――

  ―― 自分って、そりゃ一部の奴だけだろ? ――

 ―― もし、もしもだよ? ――

 ―― ある日突然いつもみたいに目覚めて ――

 ―― アナタがアナタじゃないのに、アナタだったらどうする? ――

バッドエンド 学校/学園 高校生

小説情報 連載(全8部) 怖い:20 ID:280646針山

鏡に嘘つくと呪われるんだって

 絢子は明るく美人な女子大生。電車で遠くの大学へ通っていた。
 ある日、いつもの電車にいつもの時間に乗った絢子は、向かいの座席に座った女性を見て眉をひそめた。
「またあの人だ」
 決まって乗り合わせるその女性は、ぬめっとした平目に似た顔で大きく目を見開いて、いつも絢子を見つめながらぶつぶつと何かを呟いている。不気味さに恐怖し、車両を変えたこともあったが無駄だった。絢子が車両を変えると、女性も車両を変えるのだ。
 女性の視線から逃げるように電車を降り、改札を抜けた瞬間絢子は息を飲んだ。
 改札口の片隅で若い少女がじっとりとこちらを見ている。
――その顔は、さっきの女性と全く同じだった。

大学生

小説情報 短編 怖い:32 ID:283449雨咲まどか(乳酸菌)

赤目のビー玉

 高校最後の夏休み、岡村美咲は友人に誘われ゛肝試し゛に参加した。

 肝試しの内容は、この地域に伝わる゛赤目のビー玉゛という怪談の調査だった。

 美咲を含めた7人で、行ったこの肝試しと称した調査は、なんの成果もなく終わりへと近づいていた。

 終了時刻と決めた深夜0時、解散しようとしていたその時だった。

 コロン、と美咲達の足元に゛赤いビー玉゛が転がっていた。


 ……そして、ビー玉を手にした瞬間から恐怖の幕は上がった。





 期限は6日間。それまでにビー玉を返せ。さもなくば、全員死をもって償え。



 ――逃げる事は許されない。――



R15 残酷な描写あり 少し恋愛要素あり?

小説情報 連載(全12部) 怖い:6 ID:354338華一愛

「それならせめて、夢の中だけは…」

怨念の対象として、性犯罪を持ちこみました。
嫌いな方、苦手な方は、読まない方向でお願いします。
但し、その描写は基本的にカットしてありますので
そう言う期待をしない方向でも御了承下さい。

*「それならせめて、夢の中だけは…」*

誰もが危険を感じない、何処にでもありそうな駐車場で
重い罪も、「軽い罪としてしか裁かれない特別な者達」が
「弱い者達を狩る」と言う犯罪を繰返し

狩られた者達は、「堕ちた生き霊」を残した。

人ではない誰かの愛しい者も獲物にされた・・・
だから、せめて夢の中だけは…と、悪夢を届けた。

でも、罪を理解しない者達は、更なる罪を犯し
軽い罪として事なきを得る・・・

その後、「獲物にされた事実」が、愛しい者を襲った。

『もう、手加減はしない!さあ、今度は御前等が狩られる番だ!』
・・・心を傷付ける様な罪を犯した、全ての者達に罰を・・・

復讐の抜き身の刃が風に乗せて放たれる
『みぃ~つけたぁ~』
かさりと梢を揺らし、囁く様な誰かの声が
標的になる者の近くで人知れず響き始めた。

R15 残酷な描写あり

小説情報 連載(全20部) 怖い:0 ID:350599上木 MOKA

走馬灯―ЯƎWAЯᗡƎᗡ―

 ―オレたちはあの日あの場所に行かなければ救われていたのかも知れなかった。―
 ―どうして、ぼくのニセモノがいるの?なんで狙われないといけないの?助けてよぉ…―
 ―アタシの電話がなり終わると毎回あの子が立ってるの。どうして貴方はニセモn…―
 ―車を運転して皆を不幸にしたのは私だったの?二人とも離してよ…私が悪かっt―
 ―悪夢を永遠に見続けるのは俺の方か彼等の方か…最後に俺は彼等の真ん中に言った―
『夢と違うことするんじゃねえよ』
 ―目覚めるとそこは見慣れた家の壁だった。長い長い悪夢は幕を閉じた― ―らしい―

残酷な描写あり

小説情報 短編 怖い:1 ID:383187漣 涼人

幽霊よりも

「生きてる人間がいちばん怖いよ」わたしはずっとそう思っていた。大学生になっても幽霊の噂話をする友人に、笑いながらわたしはそんなことを言った。でも、ある晩を境にその考えが少しだけ揺らぎはじめた。とはいえ、べつに幽霊が本当に出ると思っているわけじゃない。ただ不安なだけ。常に誰かに見られているような気がするだけ。だんだんわたしの精神が不安定になっていく。落ち着け、落ち着け。わたしが怖がるようなことは何も起きていない。もう時間だ、そろそろ学校に行かなくちゃ。

小説情報 短編 怖い:5 ID:484188犬縫 ちよ

影の棲む家

今から二十年ほど前、S県I郡(当時)の某住宅街で起きた話である。
通いの家政婦をしている莢子が紹介された家は、建てられてから十年ばかりが経つ二世帯住宅だった。メーカーで技術職をしているという四十代の家主は男やもめで、彼のほかに住人はいない。閑静な住宅街に、寡黙な雇い主。思った以上の好条件に安堵する莢子だったが……。

「一階には、あまり長居しないほうがいいよ」

家具もなく、誰かが暮らした形跡もない一階住居。仕事を続けるうち、莢子は次第におかしな気配を感じるようになる。それは、一階に備え付けられたキッチンから聞こえる「あの音」が始まりだった――。

家 怪奇現象 実話調

小説情報 短編 怖い:45 ID:487750樋野

暑い真夏日の鏡を

蝉の声が鳴り響く真夏日
今年大学受験を迎える『私』は夏休みを迎えていて、家に自分以外誰もいない状況だった

昼食もとらずゲームに耽っていた『私』は、あることに気付いた
何故か、洗面所の水が触れていないのに出ていたのだ

ゲームを止めて、洗面所に向かい水を止め、顔を上げた『私』の目に写った光景はーーー

とても静かで暑い夏の日、たった一日の短い間に起こったもう一人の『私』との時間の話


テーマは『鏡面』です
いつもと違うジャンルですが……善処します

何かテーマと違う 鏡 怖くない

小説情報 短編 怖い:3 ID:348442音国心

好奇心は猫をも殺す

 
 都市伝説。
 
 それは噂の集合体であり、フィクションの親戚である物。
 それを祭り上げる物もいれば、真偽を確かめようと蛮勇を奮うものもいる。
 ただそれの大体は徒労と終わり、虚しさだけが残る。
 
 鏡。
 
 それはこの世とあの世を繋ぐ橋。
 哀しき者達がこの世に現れる媒体。
 あの世からの抜け道。
 人が自らの姿を確認する場所。
 ……気をつけることだ。
 深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだから。

 好奇心。

 それはもっとも素晴らしい物であり、もっとも唾棄すべき物。
 好奇心があるからこそ見つけるものもある。
 が、
 好奇心があったからこそ、目が当てられない結果を生むこともある。
 良くも悪くも、多大なる影響をこの好奇心は持っているのだ。
 覚えておいて欲しい。

 好奇心は猫をも殺す。

 これは、純然たる事実なのである、ということを。

R15

小説情報 連載(全6部) 怖い:18 ID:379962白い秋

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